「ギフテッド第6話」のあらすじを超詳細にネタバレ有りでまとめます!
更に、「ギフテッド第6話」から考える次回以降の展開も予想してみました!
第6話を見逃してしまった方や、見たけどおさらいしたい方は是非読んでみてください(^^)/
ギフテッド第6話のあらすじをネタバレ有りで紹介!
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弓月兵馬を訪ねる
警視庁捜査一課巡査部長。天草那月(あまくさなつき)と四鬼夕也は、舞台のリハーサルをみています。
四鬼神流古武術の師範代、通称『風鬼』・弓月兵馬(ゆづきひょうま)に会うためです。
天草が兵馬を美しい女性だと言うと夕也が兵馬は男性であることを教えました。
そんな兵馬が夕也のところに来て話し始めると、舞台の上で演出家の加部と女優の桜沢凛が口論を始めました。
桜沢は、加部のお気に入りと言うだけで羽森優奈をアリューシャ役に抜擢したことを非難していました。
そんな羽森と加部には不倫疑惑が。
言い争いが長引くと言われ、那月と夕也は、舞台俳優たちが共同生活する宿舎に招かれます。
兵馬を待っていると、舞台俳優の葵が羽森を口説いていました。
そこに舞台俳優の不破も来て、何やらお金に困っているようです。
舞台俳優たちが部屋に帰ると、着替えてきた兵馬がやってきました。
そして、那月と夕也が夕也の母の件を聞きに来たのであろうと言うのでした。
那月は兵馬と話したくて来たのであって捜査の一環ではないと言います。
加部が亡くなる
せっかくだからもっと話したいという兵馬の提案で、宿舎に泊まる事になった那月と夕也。
その夜、兵馬がふたりの部屋を慌ただしくノックして、大変だと言ってきました。
廊下にはと血の付いたカーディガンをきた桜沢がいて室内で加部が血を流して死んでいたのです。
床も血だらけでバスルームにナイフが落ちていました。
天草が状況の説明を求めます。
桜沢から兵馬に電話があって、ここに駆け付けるとドアに鍵がかかっていて、ノックしたら桜沢がドアを開けてくれたと兵馬は言います。
そして中には加部が倒れていたと説明しました。
桜沢が疑われる
警察が現場検証していて、桜沢を除く舞台俳優たちはソファーに座っていました。
桜沢は事情聴取されています。
すると羽森が昨夜、加部と桜沢の言い争うのを見たと言います。
桜沢は加部が羽森への態度を改める様言っていたと。
すると話があるから夜9時頃部屋に来るように加部は桜沢に言っていたと言います。
それを聞いて、葵や不破は桜沢が犯人だと疑うのでした。
しかし桜沢の話では、夜9時から加部の部屋でお酒を飲んでいたらまた口論になって、そこからは覚えがなく、目が覚めたらバスルームにいたと言っています。
気がついたら加部があの状態だったと。
夕也は影を見たのか
その場から席を外した那月は、夕也に影が見えたか聞きます。
すると夕也は影が見えた人がいたよと、那月に耳打ちします。
密室は誰でも作れる
そこに兵馬がきて、話があると言いました。
すると兵馬は密室状態は誰にでも作れると言います。
扉は古いタイプのものなので、鍵が無くても開けられると、ヘアピンを使って見せてくれました。
関係者1人ずつ事情聴取
竜崎刑事が来て事情聴取が始まり、那月も同席することを許されました。
事情聴取と兵馬から聞いた話をまとめると、それぞれの関係性がよくわかってきました。
桜沢は数年前まで加部と付き合っており、兵馬情報によると、とても面倒みがよくていい人だが、羽森にはあたりがきついと。
葵は羽森を口説いたのが原因で加部とうまくいっていませんでした。
兵馬からの情報によると、人懐こいが女性関係が派手、この舞台が終わったら干されるという噂があったとのこと。
不破は加部と20年以上の付き合いがありました。兵馬情報では、料理上手でいい人だがギャンブルでの借金が凄い。
羽森は加部を尊敬している演出家と言い、今回役に抜擢してもらったことを感謝していました。
あまりの大抜擢に、周囲からは愛人説も出ていましたが、本人は否定します。
兵馬からの情報では、才能溢れる若手のホープだけど常に秘密を抱えている感じとのこと。
その頃夕也は、兵馬について他の俳優に聞き込みをしていました。
夕也が皆に聞いた兵馬の印象は、
- 優奈:尊敬していて加部も信頼していた。
- 葵:加部も一目置いていた。
- 不破:天才で加部は親友だと言っていた。
でした。
すべての情報を合わせても、加部を殺して桜沢に罪をかぶせる、その両方で得をする人間はいませんでした。
鑑識による検証の結果
あとは最後の可能性の検証待ちだと那月は言いました。
そこに携帯電話に鑑識の匠から連絡が来ます。
写真の遺体の死因は頸動脈切断による出血性ショックでほぼ即死という報告でした。
凶器は刃渡り10cm~13cmの小ぶりで軽い薄葉の刃物。
例えば果物ナイフ。
肩の傷は創傷の長さ約9cm、深さ約1cm、同一の刃物が使用されたと見て間違いないという結果でした。
那月は、傷の深さや、最後に凶器を風呂場へ運んだことを考えると、自殺の可能性もないと言いました。
真相にたどり着く那月
その後眠れないという兵馬に誘われて那月と夕也は一緒にコーヒーを飲むことになりました。
今回の舞台では、『カラマーゾフの兄弟』を男女逆転で演出する事に驚いたと那月が話し始めます。
兵馬も、加部にしては珍しい大胆な演出だったと言います。
さらに最近の加部は何だか焦っていて、みんなとの息が全然合わなかったと言うのでした。
この話を聞いた夕也は、実際に起きている事件が劇の内容に似ていると感想を述べます。
さらに兵馬はコーヒーのおかわりを入れに行き、部屋に備え付けの湯沸かし器があっという間にお湯が沸くのだと見せてきました。
那月はそれを見て、同じ湯沸かし器が事件現場の部屋にもあったことを思い出します。
そこで那月は事件の真相にたどり着きました。
事件の解明
関係者を集めて、那月がトリックを話し始めました。
まず加部はキッチンのシンクいっぱいにお湯をはる準備をします。
そのために給湯器の温度を上げたり、大きな鍋を準備したりしていました。
そして桜沢が部屋を訪ねてくると、酒を飲ませ、口論を吹っ掛け殺意を抱きそうな状況を作った後、酒に睡眠薬を盛って眠らせました。
眠った桜沢を風呂場へ運び、キッチンのシンクにお湯をはります。
そして予め用意しておいた凶器で、自分の肩を切りつけ、出てきた血で、風呂場の桜沢の服を汚し、その凶器を風呂場へ残します。
そして部屋に戻った加部は自分の頸動脈を切りつけ、自殺。
切りつけた瞬間にお湯をはったシンクの栓を抜き、凶器を投げ込んだのです。
実は実際に使われた凶器は低融点金属で、お湯につけると溶ける性質だったのです。
キッチンの排水溝を調べると、溶けた金属の残骸が残っていました。
動機
自殺した動機は演出家ならではの変わったものでした。
それは実の娘の演技の糧になるよう、舞台と同じ気持ちを体験させるためでした。
実は愛人だと思われていた羽森は加部の娘だったのです。
小さい頃に加部に捨てられた羽森は、加部が自分が娘と気づいていないと思っていました。
しかし、実際は気づいていたと那月は言います。
だからこそこの劇が男女逆転で生まれたのだと。
すると兵馬は加部が末期の膵臓癌であったことを口止めされていたと話しました。
加部は、自分の最後の作品になることが分かっていたからこそ、父と娘の物語にして上演したかった可能性が高いと。
羽森はこの話を聞いても父の加部を許せないと言います。
しかし羽森はこの舞台を予定通り上演したいと言います。
羽森の思いを汲んで、俳優陣も、加部が驚くような舞台にしようと意気込むのでした。
結果として加部の狙いは成功したのです。
真実は別にあった?
四鬼宅で元気がない那月に夕也がスマホを見せました。
それは有名人が自分の人生を振り返るという特集で、加部の回の記事でした。
その文章の中には、子供の頃に右利きになるよう強制されたが、刃物だけは左でしか扱えないと書いてあります。
加部は首の左側を切っていましたが、通常左利きの人が自らの首を切る場合、右側を切ります。
そこに矛盾が生まれました。
それを聞いた夕也は、だとしたらあの場にいた人殺しは一人しかいないと言います。
夕也があの時見た影をまとった人物は、『風鬼』の弓月兵馬だけだったのです。
もう一つの推理
気付いていたんだろう?と夕也は那月を見つめました。
那月はあの場では桜沢が容疑者として発表されれば、今後の女優人生に関わると、加部の自殺という推理をし、いち早く事件を収束させることを優先しましたが、実は嘱託殺人もあり得ると思っていたのでした。
加部はあの時自分では死にきれないことを恐れ、部屋に兵馬を呼んでいたのではないかと那月は言います。
そして加部に頼まれ、向き合った状態で右利きの兵馬が首を切りつけたことで、首の傷は左側だったのではないかと。
兵馬には今回の事件の前から黒い影がついていたため、今回の事件で殺人を犯したのか夕也には判断できなかったのでした。
しかし、兵馬が人を殺したことがあるのは確かで、それが母の事件のことなのか気になる夕也なのでした。
ギフテッド第7話の展開や今後の予想は?
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次回は四鬼神流古武術の師範代。通称『隠形鬼』・長宗我部新(ちょうそかべあらた)との対決です。
新は琵琶の家元の出身で現在はロックギタリストとして活躍しているのですが、天草那月と四鬼夕也はバンド内で巻き起こる連続殺人の謎に挑戦。
新も何を考えているのか分からないような人物で特別な能力の持ち主のようですから、一筋縄ではいかないでしょうが、母の事件の解明にも近づくことが予想されます。
4人目の鬼が出てくるので、これで那月はすべての容疑者に会うことになります。
なので、夕也の母の事件に対する、那月なりの推理が聞けるのでは?とも期待しています!
ギフテッド第6話のネタバレ有りのあらすじまとめ!
「ギフテッド第6話」のあらすじについてネタバレ有りでまとめました。
三人目の鬼の兵馬は想像以上に怖い人でしたね。
嘱託殺人の推理が正しければ、人を傷つけることに抵抗がないように感じます。
兵馬の人間性に触れた那月も少し恐ろしさを感じているようにも見えました。
そして次回ですべての鬼が出そろいます。
夕也の母の事件の真犯人は誰なのか、その目線も忘れずストーリーを見たいと思います!
ギフテッド第7話もとても楽しみです!



