「ハヤブサ消防団最終話」のあらすじをネタバレありでまとめました！
最終話は、ハヤブサ消防団が、自分たちの土地を聖母アビゲイル教団から守り抜けるかという内容です！
ついに最終決戦。すべての陰謀が明らかになります！
では早速「ハヤブサ消防団最終話」のあらすじを紹介していきますね！
最終話を見逃してしまった方や、内容をおさらいしたい方は是非読んでみてくださいね(^^)/
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ハヤブサ消防最終話のあらすじネタバレを紹介！
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江西と展子の関係を問う三馬
三馬は、教団を迎えた江西住職と話すために寺にやってきました。
そして、展子と江西の関係を調べましたと話し始めます。
三馬は一連の放火や浩喜の死に教団が関係していたのを知っていたか問うと、杉森が寺を訪ねてきた時に気づいたといいます。
杉森はハヤブサ消防団が東京研修に行っている間に随明寺を訪れていたのです。
そして江西は、展子への償いのために、教団を迎えたと言いました。
教団の儀式
居酒屋さんかくの店主の賀来が、店に来た信者の会話から、聖母が光鶏山に降臨すると言っていたとハヤブサ消防団メンバーに報告します。
三馬は教団の教本を読んでいたため、それが聖母を降臨させる儀式ではないかと言いました。
そして、その聖母になるのが立木だと言います。
すると宮原は、阻止する必要があると気合を入れました。
しかし中山田はハヤブサ消防団メンバーが徳田の二の舞となる可能性を危惧し、警察にすべて任せるよう言います。
しかし三馬は、ハヤブサは消防団で守らなければいけないと決意を口にしました。
三馬と杉森の対話
後日三馬は、賀来の店に杉森を呼び出しました。
そして、緊迫した空気の中話し合いが始まります。
杉森は、先ずは、ハヤブサを拠点として、皆が平和に暮らすためのユートピアを作りたいと話します。
対する三馬は、ユートピアとはギリシャ語由来で、本来はどこにも存在しない場所の事を示すため、ハヤブサを理想郷にするのはただのこじつけであると断言。
そして、杉森の安っぽいエゴでハヤブサを巻き込まないよう訴えます。
杉森は、徳田や立木を救ったのはアビゲイルだと主張しますが、三馬は杉森の本質を見抜いており、皆を救ったのではなく騙して利用していただけであると批判しました。
話し合いは平行線を辿るばかりですが、三馬は杉森に、立木もハヤブサも渡さないと宣言するのでした。
消防団と集結する信者達
儀式が行われる会場に消防団が集まると、そこへ永野署長が訪れます。
永野は、実は以前から真鍋を放火や殺人の容疑者としてマークしていたことを語ります。
ただ、警察としては実際に事件が起きないと何も動くことはできないと言うのでした。
その頃、杉森との話し合いから帰宅した三馬の家に映子が訪れていました。
映子は、三馬の姿を見るなり、「ノブチャン」と展子の名前を呟きながらゆっくり三馬に近寄ります。
場面は再度、儀式の会場へと移ります。
会場には、続々と信者が集結し、その様子を見て消防団は不安を募らせます。
山原は、後は三馬次第であると三馬に信用を寄せるのでした。
立木に告げられる展子の真実
立木は、三馬の家に来ていました。
三馬は立木に、展子の人生について記した小説を手渡します。
その小説は、映子や江西住職から展子について話を聞き、三馬が書き上げたものでした。
立木は、その小説を静かに読み始めます。
展子は、母親が他界した後、江西住職の父で展子の母を妾にしていた江西忠男に引き取られました。
しかし忠男は、展子に愛情を注ぐことは無く、暴力や監禁等の虐待を日常的に行います。
そこである時、息子の佑空が、忠男の目を盗んで監禁されている展子に手を差し伸べます。
その時、佑空に心を開いた展子は、兄と一緒に幸せに暮らしたいと、嬉しそうに話すのでした。
しかし、佑空と展子の暮らしは、1年程経った頃突如終わります。
忠男は、展子を遠い親戚に養子に出してしまうのでした。
そして、展子は、新しい家でもまた辛い目に…。
そんな日々に耐えられなかった展子は、小さな体で一人、佑空の元を訪ねました。
ただ、その時の佑空は、忠男に逆らうことができず、展子に手を差し伸べることはできませんでした。
佑空にとってその時の出来事は生涯における悔いとなります。
その後、展子は大人になり、水商売の世界に身を置いていました。
虚ろな表情を浮かべた展子は、スーパーで万引きを行い、それがバレて定員に取り押さえられます。
立木は、この話しを読んで、聖母を侮辱していると、三馬に向けて怒りを顕に。
対する三馬は、この話は、映子や佑空から実際に聞いたものだと訴え、続きを読むように促すのでした。
展子とアビゲイル
辛い人生を歩んでいた展子は、病に侵され入退院を繰り返していました。
そんな時、教団に出会ったのです。
信者の前で展子は話します。
展子の昔働いていた職場は外国人が多く、あだ名でノビーと呼ばれていました。しかし、いつの間にかアビーと呼ばれるようになったそうです。アビーは外国ではアビゲイルという名の愛称であり、その話しを聞いていた教団の幹部は展子を利用することに決めたのです。
展子は、その後、余命いくばかりも無いほどに衰弱してしまいます。
衰弱した展子は、江西に向けて教団について話しました。
自分には特別な力は無いのに、嘘をついて皆を欺くようなやり方は間違っていると。
展子は、死んだらハヤブサに帰りたいと、江西に言い残し、息を引き取りました。
その後、展子の遺骨は教団が引き取り、死んでも尚、教団の信仰の対象として利用され続けているのです。
そこで先日江西の元を訪れた杉森は、遺骨を返す代わりに教団に協力するよう、江西に交換条件を持ちかけたのでした。
なんとしても展子を取り戻したかった江西には、断る理由がありませんでした。
立木を説得する三馬
展子は聖母では無かったと、三馬は立木を諭します。
何度も挫けそうになりながら必死に人生を送った、ただの一人の女性であると。
また、展子が皆既日食の日に亡くなった訳ではないとも訴えます。
それを聞いても立木は、頑なに信じようとしません。
三馬はさらに説得を続け、映子のことを話し始めます。
映子は、実は展子の幼馴染。
映子は展子と、大人になってから再会していました。
映子は、その時に、展子からシャクナゲの花言葉について聞かさせます。
シャクナゲの花言葉は、威厳であると。
また、展子は今アビゲイルという所にいると映子に話したのでした。
映子はその後、自分の人生に迷っていた時、展子のアビゲイルという言葉を思い出し、教団を訪ねます。
映子は信者にはなりましたが、アビゲイルが展子と結びつかない教えを解いていることに気づきます。
調和を乱す者にシャクナゲの花を贈り警告し、改めぬ者に鉄鎚を下すと。
映子は、祭られている展子の写真を前にして、展子はそんなことはしないと呟くのでした。
映子は、その後、教団の裏の顔を知ってしまいます。
教えに背くものには監禁、暴力などの鉄槌を下していたのです。
それを目撃してしまった映子は同じく酷い仕打ちを受けるようになります。
映子はそのことを口外しないよう、教団の監視下に置かれました。
そして映子は教団を欺くために、今までわざと心を閉ざしたふりをし続けたのです。
映子は、アビゲイルを否定し、現在は、立木の救済を願って三馬のところを訪れたというわけです。
葛藤する立木
立木は、以前から映子に三馬の話しをしていました。
立木は、アビゲイルと同じくらい三馬の事が大切な存在になってしまったと、映子に本心を打ち明けていたことがあったのです。
そんな立木ですが、頑なに三馬の言葉を否定します。
自分は聖母でなければならず、ユートピアが人々を救うのだと。
そんな姿を見た三馬は、声を荒げます。
これ以上辛そうな立木を見たくはなく、展子も立木もただの人間であると。
また、三馬も消防団も毎日を必死に生きている人間で、弱い部分があってもいいと。
三馬は、自分がハヤブサに導かれたのは、温かい消防団の皆や、立木に巡り合うためだと語ります。
そして、今日は一緒にいて欲しいと、力強く訴えるのでした。
立木と幻の展子
皆既日食が数時間後に迫り、教団は立木の到着を待ちます。
一方、消防団に合流した三馬は、山原に立木を説得できなかったことを伝えるのでした。
その頃、立木は、浮かない表情のまま儀式へ向かいます。
すると、突然、シャクナゲの花を持った展子の幻が現われます。
展子は、立木に向けて、ハヤブサにいた証として写真を撮って欲しいと依頼します。
また、ハヤブサを守って欲しいと告げると、姿を消しました。
立木の脳裏には、杉森と三馬の言葉が交錯します。
立木の決意
儀式の開始時刻になっても現れない立木。
教団と消防団に緊張が走ります。
すると、サイレンが鳴り響き、町内全域に向けて放送が始まりました。
放送主は、立木です。
立木は、覚悟を決めた様子で、アビゲイルの真実について静かに語り始めます。
ハヤブサで起きた連続放火事件は、ユートピアをつくるために教団が行ったもの。
そして真鍋が放火を指示し、浩喜も徳田も真鍋が殺害したのだと。
その事実を杉森も立木も知っていたが今まで隠していたと真実を話したのです。
立木は、話の最後にハヤブサの村民とアビゲイルの信者に謝罪しました。
また、自分は聖母ではなく、ユートピアは幻想であると告げました。
すると、信者は一斉に姿を消しました。
唯一残っていた映子は、空を見上げて不敵に微笑むのでした。
三馬に迫った危機
三馬宅の軒先で、三馬と立木が再会します。
安堵する二人。
しかし、どこからか声が聞こえます。
声がする方を見ると、屋根の上にショットガンを構えた真鍋がいました。
真鍋は、制裁のために立木を始末しようとしますが、立木を庇った三馬が代わりに撃たれます。
そこへ、消防団と警察が駆けつけます。
先に動きを見せたのは、山原で、真鍋に猟銃を向けて近寄ります。
腹を括った真鍋は、山原に自分を撃てと、発破をかけます。
山原は銃口を真鍋に向け、徳田の無念を晴らそうと迫りました。
今にも撃ちそうになった瞬間、宮原が止めに入ることで、山原は冷静さを取り戻します。
真鍋はアビゲイルの無い人生は無意味だと口にし、警察に取り押さえられるのでした。
三馬は、朦朧とした意識の中で展子の幻が微笑む姿を見つめていました。
物語の終焉
杉森は、居酒屋さんかくにて警察に連行されますが、アビゲイルは終わらないと不敵な笑みを浮かべます。
江西と映子は、教団から取り戻した展子の遺骨を山に撒き、展子がハヤブサの地に帰ってきたことを噛み締めていました。
三馬はというと、怪我は大事に至らず小説を書く日々を送っています。
オンラインで中山田と連絡をとり、小説の売れ行きが好調であると話しをしています。
中山田は、カフェにいました。
そこで、三馬の書いた小説を持ち歩いている女性を見つけ、三馬ファンが増えていると嬉しそうにしています。
立木については、現在勾留中で、三馬とは手紙でのやり取りをしている様です。
最後は、中山田の近くを歩いていた三馬の小説を持つ女性に焦点があてられます。
その女性は、数人が座る席につくと、自身のことをアビーと呼んでほしいと言います。
周りを見ると、カフェに座っているメンバーは、かつてハヤブサにアビゲイル信者として移住してきた顔ぶればかりでした。
ハヤブサ消防団最終話のあらすじネタバレまとめ！
「ハヤブサ消防団 最終話」のあらすじについてネタバレ有りでまとめました。
最終回では、今まで謎に包まれていた、映子と聖母(展子)の関係や過去が明らかになりました。
その結果、三馬、立木、杉森、真鍋の各登場人物の信条・心情の理解に繋がったように思います。
物語の最後には「アビゲイルの復活」が示唆され、何やら不穏な空気が漂いました。
「ハヤブサに平穏な日々がずっと続いてほしい」と、思わず願いたくなるラストシーンでした。
伏線が多い作品だったので、結末を知ったからこそ、張られていた伏線を一つ一つ回収しながらもう一度視聴するのもいいかもしれませんね。
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