「ノッキンオン・ロックドドア最終話」のあらすじを超詳細にネタバレ有りでまとめます!
最終話を見逃してしまった方や、見たけどおさらいしたい方は是非読んでみてください(^^)/

ノッキンオン・ロックドドア最終話のあらすじをネタバレ有りで紹介!
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依頼人は糸切美影
不可能専門探偵・御殿場倒理(ごてんば・とうり)と不可解専門探偵・片無氷雨(かたなし・ひさめ)の探偵事務所『ノッキンオン・ロックドドア』の今回の依頼人は、犯罪コンサルタント・糸切美影(いとぎり・みかげ)です。
6年前、御殿場倒理が首を切りつけられた密室事件の謎解きの依頼でした。
事件発生の経緯
穿地を含めた4人は、当時事件があった倒理のアパートの部屋で事件を再現することになりました。
第一発見者は糸切美影、穿地決、片無氷雨、被害者は御殿場倒理です。
当時、糸切、穿地、氷雨、倒理は春望大学社会学部教授・天川幸四郎の教え子でした。
大学生だった4人は卒業試験の課題だった未解決事件『連続ボウガン魔事件』の推理をしていました。
糸切が推理の内容を話します。
犯人は、飼い犬を殺された杉好公伸の知人・君塚実。
根拠や動機の説明もして天川教授は合格だと言います。
しかし、天川教授は、深入りは禁物だと言ったのに犯人に会ったのかと問い正します。
実際に、4人は犯人の君塚に会っていました。
君塚は、誰も俺を捕まえることはできないと、4人を挑発。
氷雨が、君塚はどうなるか気にすると、天川教授は、証拠が少ないので期待しない方がいいと答えます。
4人は犯人が君塚だということを遺族に教えるかどうかを話し合った結果、倒理を除いた3人が反対します。
倒理は納得できませんでしたが、多数決により伝えないことに決定しました。
6年前の事件
後日、倒理は3人を自宅に呼びます。
3人が倒理の家を訪ねると、ドアに鍵が掛かっており、何度チャイムを押しても反応がありません。
氷雨は倒理がまた寝ているのだろうと推測し、裏庭の方から様子を見ることを提案します。
裏庭の窓から部屋を覗くと、首から血を流して倒理が倒れていました。
3人は急いで室内に入ります。
部屋に入ると、穿地は倒理の止血をし、氷雨は救急車を手配します。
その間美影は、部屋の中を見回していました。
すると、壁にミカゲと書かれた血のメッセージが残されていること、コーヒーカップの中に鍵が入っていることに気づきます。
糸切は何かを察し、そのまま部屋を後にするのでした。
病院に搬送された倒理のベッドサイドには穿地と氷雨がいました。
倒理が目を覚ますと、第一声美影はいないのかと尋ねます。
穿地は、美影が、ゴメンというメールを残して姿を消したことを伝えます。
続けて穿地は、美影の犯行だろうと言うと倒理は違うと否定しました。
倒理は氷雨と二人きりになると、美影に謝らないといけないと呟くのでした。
倒理と氷雨は、天川教授と面会します。
2人は、今回の件について被害届は出さず、事件は謎のままにしておくことを決めていました。
それを聞いた天川教授は、2人の意見を受け入れ、今後の健闘を称えるのでした。
倒理の怪我が治り、氷雨が今後の事を倒理に尋ねます。
氷雨は、倒理の言葉を待たず、探偵事務所をやらないかと言いました。
『ノッキンオン・ロックドドア』がスタートしたのでした。
美影の見事な推理
穿地は、当時、壁にミカゲと書き残されていた情報も加味し、犯人は美影だと推理しました。
その推理を聞いた美影は静かに口を切ります。
美影は、テーブルのマグカップに湯気がたっていたことを確認しており、直前に来客があったと予想していました。
また、電灯の真下にあったカップから部屋の鍵を見つけていました。
テーブルが綺麗だったことから、鍵は犯人によって至近距離から故意に落とされたと言います。
そして、氷雨にその狙いを問います。
氷雨は、即座に鍵を隠すためと答えました。
倒理はいつも部屋の鍵を電灯の紐に括り付けていました。
鍵が目につくところにあるとトリックが簡単に見破られてしまい、犯人はそれを避けたかったのだと。
穿地は、チープなトリックだと言います。
美影は、犯人は自分ではないと言い、話し始めました。
犯人は、他の二人と部屋を訪れ、鍵がしまっていることを確認させた後、裏に回るよう提案。
その間に、素早く室内に入り、コーヒーカップの中に鍵を入れ、二人を追う。
倒理を発見した後、二人を先に部屋の中に入れ、鍵が見つかったタイミングで犯人が隠れていないか確認する名目で席を外し、玄関の鍵を閉める。
これで密室の完成だと説明しました。
犯人はなんと…
この推理を聞いた穿地は、氷雨を見つめます。
美影は話を続けます。
美影は、刃物で首を切ると多少なりとも血が飛ぶはずだと言います。
美影は白い服を着ており、服に付いた血を誤魔化すことはできない。
一方、氷雨は、黒いコートを着ていたので飛んだ血を誤魔化すことができる。
他にも、室外から見ただけでは首を切られているか判断できなかったが、氷雨は穿地に対して的確な指示を出していた。
それは、傷を負ったのが首だと分かっていたからだと言います。
ここまでの話しを聞いた倒理は、俺達の負けだと言うのでした。
当時、氷雨は一人で倒理の元を訪れていました。
氷雨は、君塚に会いに行こうとしている倒理を口だけでは説得できないと分かっていました。
それでも倒理を止めたかった氷雨は、刃物で切りつける選択を取ったのです。
美影は、壁に残されたミカゲのメッセージについては、倒理からの依頼だと推理していました。
美影は、倒理の依頼を引き受けて杉好と君塚に会っていたのでした。
穿地は、何も知らなかったのは私だけだったと落胆を隠せずにいます。
新たな依頼人
穿地は、警察に留まることを決めます。
いつか必ず美影を捕まえると意気込みを見せるのでした。
事務所に戻った倒理と氷雨を、アルバイト・薬師寺薬子と仲介屋・神保瓢吉が迎えました。
薬師寺と神保険は、2人の今後の動向を気にかけるのでした。
事務所を出ていこうとする氷雨を倒理が呼び止めます。
6年前のお互いの行動の意図について話すと、互いを犯罪者にしたくなかったための行動だったという事が分かりました。
そして、今後も一緒に探偵をやっていくことを決めるのでした。
すると、ドアがノックされます。
次の依頼人は、母親と女の子です。
母親は不敵な笑みを浮かべるのでした。
ノッキンオン・ロックドドア最終話のネタバレ有りのあらすじまとめ!
「ノッキンオン・ロックドドア最終話」のあらすじについてネタバレ有りでまとめました。
まさか、御殿場倒理の首を切りつけたのが片無氷雨だったとは驚きました。
しかも6年前、それに瞬時に気づいた糸切美影の推理力もすごかったですね。
お互いが犯罪者にならないようにとかばい合っていた心情から、倒理と氷雨のただならぬ友情も読み取れました。
そして最後の依頼者が仲間美由紀だったのも面白かったです!
続編がある!?と期待できる終わり方でしたね(^^)/
倒理と氷雨の関係性を知った上でドラマを見返すと面白いかもしれません(^^♪
「ノッキンオン・ロックドドア」とても面白かったです!




