帝王切開での出産を控えている人は、初めてのことが沢山でドキドキしますよね。
予め「痛み」を伴う処置があるのであれば知っておきたいところ。
そこで、今回は帝王切開の際に入れる「尿管カテーテル」の処置について、タイミングや痛み、尿意について私の実体験をお伝えします。
ちなみに私は、現在2人の子どもを帝王切開で出産しています。
これから出産を控えている方の不安を少しでも取り除けたらと思うので、参考にしてみて下さい(^^)
帝王切開の時、尿管カテーテルはいつ入れる?痛みはある?
私が帝王切開をした際は、2回とも尿管カテーテルを挿入しました。
ちなみに、1回目は無痛分娩処置後の緊急帝王切開、2回目は予定帝王切開でした。
それぞれどのタイミングで尿管カテーテルを挿入したか、痛みはあったのか実体験をお伝えします。
帝王切開1回目:無痛分娩処置後に緊急帝王切開となった場合
1回目の出産時は、無痛分娩を希望していたため、子宮口が4センチ程度開いたタイミングで、背中から硬膜外麻酔の処置をしてもらっていました。
しかし、分娩がなかなか進まず、緊急帝王切開をするという判断に。
その際いつ尿管カテーテルを挿入したかというと、手術室は入る前のLDRにいるタイミングでした。
通常、尿管カテーテルを挿入タイミングは帝王切開の手術を行うために、手術室で麻酔をしてもらってからのタイミングが多いと思います。
しかし私の場合は無痛分娩の硬膜外麻酔が既に背中に入っている状態だったため、下半身の感覚が鈍っていたので、手術室に行く前に尿管カテーテルを挿入する判断になったそうです。
私もこの時が初めての尿管カテーテルだったため、痛みを感じるのかとても怖かったですが、
硬膜外麻酔のおかげで挿入する際に感覚はなく、もちろん全く痛みも感じませんでした。
帝王切開2回目:予定帝王切開の場合
2回目の出産は、1回目が帝王切開だったため、既往帝王切開(予定帝王切開)でした。
その際にいつ尿管カテーテルを挿入したかというと、手術室で背中から脊髄麻酔をしてもらった直後でした。
帝王切開の際の脊髄麻酔は、すぐに効き始めます。
なので、注射を背中に打たれてすぐに仰向けになり、お腹を切る前に尿管カテーテルが挿入されました。
この時も、
「麻酔したばっかりなのに、もう尿管カテーテル入れるの?痛いのはやめて!」
と心の中で叫んでいました(笑)
しかし、麻酔が即効で効いてくれていたので、痛みは全く感じませんでした!
帝王切開の時、尿管カテーテルはいつ抜く?痛みはある?
次に気になるのは、入れたものを抜く時ですよね(-_-;)
私も入れたはいいけど、抜く時って麻酔も何も効いてないから、もしかして痛みがあるのかとビビりまくっていました。
ちなみに私の場合は1回目も2回目の出産も、
尿管カテーテルを抜くタイミングは同じで、手術を終えた次の日の朝(8:00頃)でした。
その際に看護師さんが体を拭いてくれて、着替えをさせてくれるので、そのタイミングで抜かれました。
1回目の出産時は、びっくりするほど痛みも何も感じず、2回目の出産時は抜かれる感覚はありましたが、痛みは感じませんでした!
帝王切開の時、尿管カテーテルを入れていても尿意は感じる?
尿管カテーテルを入れている時に尿意を感じるかですが、私の場合は全く感じませんでした!
自分の意志に関係なく、尿が出ます。
手術の前日から絶飲食ですが、手術の前後で沢山点滴が入るので、水分は補給されています。
よって、尿は普通に貯まっているよう。
しかし、貯まっている感覚も出ている感覚も全くありませんでした。
それでも不思議なことに尿管カテーテルを抜くと、勝手に尿が出ることもないですし、尿意を感じるようになります。
まとめ
今回は帝王切開の際に初めて経験することが多いと思われる「尿管カテーテル」を入れる時、抜く時の痛みなどについて実体験をお伝えしました。
よって、帝王切開の際に処置される尿管カテーテルについては、痛みの心配をする必要はないと思います!
2回経験した私が大丈夫だったので、これを読んでいる方もきっと大丈夫です!
初めて経験することだと特に怖さがあると思いますが、医師や看護師さんを信じて安心して処置を受けてくださいね。