先日、帝王切開にて二人目を出産したので、レポを残したいと思います。
帝王切開の出産が初めての場合も、二人目の場合もやはり怖い気持ちは変わらなかったです。
しかしそんな中でも、痛みを感じるのはどの処置なのかを予習していた部分は、心の準備がしやすかったです。
帝王切開の怖さの原因のほとんどは、痛みについてだと思います。
その痛みがいつどんな処置でくるのか、心の準備をしておくと、だいぶ怖さが和らぐので、下記レポを参考にして頂ければ嬉しいです。
私の経験が、これからママになる方の為になればと思いますので、できるだけ詳しくリアルなレポを書きたいと思います!
また、この記事は手術前日~手術までのレポとなります。
帝王切開の手術前日~手術までの痛みのポイントは5か所!
帝王切開の手術が終わるまでに心の準備をしておくのをおすすめする痛みポイントは、私の経験上5か所あります!
- 浣腸の後のお腹を下す痛み
- 点滴
- 麻酔打つ場所選定
- 硬膜外麻酔
- 脊髄くも膜下麻酔
それぞれのポイントについて、時系列の中で痛みについてレポします。
また、痛みとは別に自分のマインドコントロールに失敗して、苦しくて辛い経験もしたので、それも時系列で説明します。
帝王切開の手術前日
私の場合は、帝王切開の手術当日からの入院だったため、前日は自宅で過ごしました。
日中は入院の最終準備などをして、通常通りに生活しました。
そして夕食後の21:00~絶飲食が開始。
ここから術後1日の昼まで食べ物は食べられません。
帝王切開手術当日
朝起きて入院の準備。
絶飲食のため、朝食は食べられませんし、水分もとれません。
13:00頃の手術のため、9:30に病院に行きました。
そこから入院手続きと尿検査やエコーをして、入院スタートです。
剃毛
入院する部屋に案内され、手術着に着替えるよう指示がありました。
下着はショーツのみになります。
着替えが済むと、助産師さんにより、剃毛。
くすぐったいくらいで、痛みについては全くありません。
浣腸
剃毛後、そのまま浣腸の処置に。
人生初の浣腸だったため、痛みがあるのかとても怖かったです。
まずベッドに横になり、お尻を出します。
そのまま助産師さんが浣腸の処置をしてくれます。
その際は少し気持ち悪いくらいで、痛みは全くありません!
少し怖かったので、私は深呼吸をするように意識してました。
大変だったのはその後です(>_<)
浣腸したら、そのまま排便すればいいんだと楽に思っていましたが、私の場合は浣腸の後すぐにお腹が壊れた時のような痛みが!
助産師さんには3分ほど我慢してトイレに行ってくださいと言われましたが、恐らくそこまで我慢できなかったと思います。
ここがまず一つ目の痛みポイントでした。
しかし、この痛みはお腹を下したときに経験したことのある痛みだったので、びっくりはしましたが、トラウマになるようなものではありません。
浣腸の後はお腹を下した時みたいな痛みがあるかもしれないと思っておくくらいで、怖がる必要は全くないですよ!
NST
トイレが終わったらナースコールをしてくださいと案内されたので、コール。
その後、NSTをつけて赤ちゃんの様子を確認しました。
約10分くらいだったと思います。
点滴
NSTで赤ちゃんの様子がOKだったので、点滴の処置がされました。
ここも痛みポイントです!
針を刺すので、やはりチクッとする痛みを感じます。
私の場合、血管は見にくいのですが、なんとか血管を探してもらい、左手の手首から5㎝ほど上の腕の部分に処置してもらいました。
利き手と逆の前腕に刺すのが一般的だそうです。
点滴処置を行う際は、前腕が比較的痛みが少ない部位と聞きました!
実際の痛みの程度は、血液検査の時の針を刺す痛みよりは痛かったですが、全然我慢できる痛みです!
私は針を刺すところは見ずに、深呼吸して力み過ぎないように心がけました。
点滴の針が入ったら、早速点滴開始。
手術までの時間は点滴をしてベッドに横になったまま過ごしました。
手術室へ移動
手術の時間になり、助産師さんの案内で手術室に移動します。
意外とここが一番ドキドキしました。
旦那さんに「頑張ってくる」と言ってお別れし、室内に。
手術台の前で手術着とショーツを脱いで裸になり、先生を待ちました。
麻酔を打つ場所選定
実はここもちょっと痛みポイントです!
今回麻酔は座ったまま行いました。(一人目の時は同じ産院でしたが、寝た状態で麻酔しました。)
手術台に登るための階段があって、手術台に座って足を階段に置くスタイルで先生待ち。
先生来たら看護師さんが私の前に立って手を握ってくれました。
私は頭をできるだけ下へ下げておへそを見て、背中を突き出すように。
先生が麻酔打つ位置を確認するために強めに背中をピンポイントで、強めに押します。
ここは結構強めに押されるので、たまにビビッと痛みを感じることも。
深呼吸が大切です!また、痛い時は痛いと言って大丈夫です!
硬膜外麻酔
麻酔の処置はやはり痛みポイントです。
その後場所が決まると、まず術後の痛みをとるための硬膜外麻酔の処置。
硬膜外麻酔のカテーテルを挿入する時に痛くないよう、まず局所麻酔から。
いたっ!と口に出てしまうくらいのビリっとする痛みを2回ほど感じました。
確かにここまでの痛みポイントの中では一番痛かったですが、ここは一瞬の我慢です。
深呼吸して、赤ちゃんのことを考えたり、看護師さんに手を握ってもらったりすることで絶対に乗り切れます!
局所麻酔の後に、硬膜外麻酔のカテーテルをいれます。
麻酔がきいてるので痛くは無いですが、何かが背中に入ってくる違和感は感じました。
硬膜外麻酔の痛みについて不安な方は、さらに詳しくレポした記事がありますので、参考にしてみてください。
脊髄くも膜下麻酔
麻酔の処置はもう一つあり、やはり痛みポイントでした。
次は帝王切開の開腹手術のための下半身麻酔です。
再度麻酔を打つ場所を先生が決めます。
今回は、私の背中の突き出し方が弱かったのか、先生が場所を決めるのに少し手こずっていました。
お腹が大きくて苦しいですが、できるだけ背中を丸めるのが早く処置が終わるポイントのようです。
場所がなかなか決まらず、あまりにも苦しすぎて、「苦しいです」と伝えると、30秒ほど休憩させてもらえました。
そして息が整ったらもう一度挑戦。
打つ場所が決まって、2箇所くらい打たれたと思います。
こちらも先ほどの硬膜外麻酔と同様、イタタタと口から出しまうくらいの痛み。
先ほどの硬膜外麻酔と同様、ここまでの痛みでは一番痛いですが、深呼吸・赤ちゃんのイメージ・看護師さんの手を握る方法で絶対乗り切れます。
下半身麻酔が入ると、下半身がすぐにあったかくなるような感覚になります。
動けなくなる前にすぐに手術台に横になるよう指示されました。
尿管カテーテル
下半身麻酔が終わり、腰から下がだんだん暖かくなってきて痺れてきます。
そこですかさず看護師さんが尿管カテーテルをいれていました。
その際は麻酔が効いているので、入れられている感覚が少しあるが痛みは全くありませんでした!
尿管カテーテルについても帝王切開で初めて経験される方が多いかなと思います。
私もそうだったように、不安に感じる処置でもあると思うので、こちらも詳しく書いた記事があるので、よかったら参考にしてみてください。
手術(赤ちゃん誕生まで)
尿管カテーテルの処置と平行して、手足を手術台に固定されます。
次にお腹に消毒を塗られます。
この時冷たい感覚、触られている感覚はありました。
その後、麻酔が効いているかのチェックが入ります。
先生がピンセットでお腹を摘みます。
少し痛かったので「痛い」と言いました。
もう一度摘ままれてまた「痛い」と言いました。
怖くて敏感になっていたので3回くらい痛いと言ったと思いますw
その後も摘ままれている感覚があったので痛くないとは言ってなかったのですが、気づいたら既に切られていました。
ここはちょっと怖かったですが、麻酔がちゃんと効いていて、痛みはありませんでした!
しかし、お腹の中を触られている感覚はありました。
深呼吸をして赤ちゃんのことをイメージすることで、怖さを逃がすよう意識。
すると10分もしないうちに赤ちゃん誕生!
赤ちゃんの体を拭いてもらったあと、手術中に赤ちゃんと対面!
ここは嬉しくてまだ余裕があったので、笑顔で写真も撮れました!
手術(赤ちゃん誕生後)
赤ちゃんと写真を撮った後、赤ちゃんは別室に。
その後は閉腹の処置が。
その際はお腹を触られてる感覚が気持ち悪く感じて、手術台が少し角度が付けられて頭が下がるようになっていることから、麻酔が胸の方に上がってくる感じがして、呼吸が苦しくなってました。
過呼吸にならないよう、目を開けて息をフーッといいながらちゃんと吐くように先生や助産師さんから励まされます。
ここは痛みはないけれど、苦しくて結構辛かったです。。
早く手術終わって。。と心の底から思っていました。
10分くらい辛いの我慢したら手術終了。
体感は長く感じた手術も30分きるという超絶スピードで終了しました。
術後は手術台からストレッチャーに移動させられて体拭いて入院着を看護師さんや助産師さんに着せてもらいました。
体は触られたり、動かされたりしますが、麻酔が効いていて痛みはありません。
その後、手術室から出て旦那さんと赤ちゃんと3人で写真を撮りました。
しかし、過呼吸手前までいってしまったこともあり、意識が朦朧すぎてあとから見たらすごい顔で写っていました(・_・;)
部屋に移動した後は病室のベッドに移されてそこから記憶なし。
一瞬で寝てしまったようです。
手術の後は、赤ちゃんが無事に出てきたことに安心して、ふと我に返ってしまうかもしれません。
そうすると、開腹していることの怖さに襲われて、呼吸が浅くなったり、目を閉じてしまったりします。
1人目の時はなかったのですが、2人目は過呼吸になりかけてしまい、その辺りのマインドコントロールに失敗してしまったのが反省点です。
赤ちゃんが生まれた後は、これから赤ちゃんとしたいことや、周りの皆さんへ赤ちゃんを紹介するシーンなどを思い浮かべて、幸せな気持ちになることをおすすめします!
帝王切開2人目出産レポ!前日から手術までで痛みを感じる処置のまとめ
帝王切開の手術前日から手術終了までの工程で、気になる痛みポイントがどこにあるのかまとめました。
手術のため、やはり痛みを感じることはいくつかありますが、あらかじめ心の準備をしておくことで、少し怖さが和らぐ場合があります。
私の場合は、痛みポイントをあらかじめ看護師さんに聞いておいて、その数を数えておき、処置が一つずつ終わる度に、「あと〇回」とカウントダウンすることで、痛みに耐えられました。
予期せぬ痛みがあると怖さが倍増してしまうこともあるので、帝王切開をされる方は可能であれば、詳しいスケジュールを産院からあらかじめ教えてもらうことをおすすめします。
赤ちゃんに会えるためなら、なんでも頑張れてしまいますが、怖いものは怖い!
なので、心の準備をできる部分は調べて、少し恐怖が和らげばと思います。
私の経験が少しでも誰かの為になれば嬉しいです!

